▲ページTOP


子犬・子猫の子育てガイド

お家に着いたら

新しい環境に慣れさせる為にお家の中を少しうろうろさせましょう。あまり構わず見守ってあげます。
子犬・子猫は見た目とても元気に見えますが、移動や慣れない環境で大変疲れております。あまりいじくらず、ペットゲージやキャリーなどに入れてあげ、早めに休ませてあげてください。
【※特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は、くれぐれも親御さんが気を付けて見ていて下さい。】


・新しい環境に慣れるには1~2週間ほどかけゆっくりと慣れさせて下さい。
・名前を付け呼びスキンシップを行って下さい。
・環境の変化に敏感な子犬・子猫にはなるべく今まで食べている同じフードを与えて下さい。
【※周りの環境やお世話する人の変化、それにプラスしてフードの種類、味まで突然変わってしまっては、対応しきれず体調を崩す原因になります。】


【子犬・子猫を寝かせる時の注意】

・子犬・子猫を寝かせる時はサークルやリビングなど広い所で寝かせないでください。
広い所では落ち着かず、熟睡できずに体調を崩す事もあります。

・寝るときは小さな段ボールやキャリーに入れタオルや毛布などでくるんで寝かせてください。
子犬・子猫は母親にくるまって寝ますので狭い場所で寝かせてあげる事が大切です。



「食 事」について

本来動物は「安全で安心できる」場所でしか食事をしません。
初めてご飯を与えてすぐにご飯を食べてしまう子もいれば、ビクビクして食事どころではない子もいます。


【食事をしてくれない場合】
あまり心配せず翌日まで様子を見ましょう。お腹がすいてくれば、ビクビクしていても食事に反応してくれます。
注意しなくてはいけないのはビクビクしているだけでなく、下痢や嘔吐など、他に症状がある場合は、すぐ当店にご連絡下さい。


「トイレ」について

トイレの躾は、まずペットサークル内にトイレシーツや新聞紙などを敷いておきます。
子犬は食事の後もよおしますので、サークル内において置きます。
上手にトイレが出来たら十分に褒めてあげましょう。
トイレを完全に覚えるまで約1ヶ月~2ヶ月はかかりますので、ペットサークル内に居る時間を多くしじっくりとあせらず躾けをして下さい。
サークルに慣れさせておくと、お留守番や就寝時・お客様がいらした時などに楽になります。



「予防接種」について

ワクチンは定期的に最寄の動物病院で接種しましょう。1歳未満の子犬は、年に2~3回のワクチンを受けます。
1歳以上は、年1回です。
シャンプー・散歩は、ワクチン接種が全て済んでから始めて下さい。
(※狂犬病のワクチンは、翌年の春から毎年1度受けて下さい。)
予防接種が終わってから、お散歩が可能になります。
また、ワクチン接種が終わるまでは、知らない人や犬猫などと一緒にさせない方がいいです。
大人の犬猫は免疫があるので、体の中に伝染病を持っていても普通に過ごせますが、万が一、未成熟の子犬子猫に伝染病が移った場合、高い確率で死亡してしまいます。



「ペットショップ鈴花」より、新米パパママへ

子犬子猫を初めて飼う方はとても不安で心配な事が多いと思います。でもペットも同じだと考えて下さい。
住み慣れた家とお母さんや兄弟達とお別れして、新しい家族のもとへ来たのです。とっても不安に思っている事と思います。
子育てに「練習」がないのと同じで、ペットの飼育にも「練習」はありません。
1日1日お世話をするようになり、徐々にその子の感じている事、嫌いな事、好きな事、誰が一番好きか、何が一番食べたいかなどが分かるようになってきます。
時には病気やケガもするでしょう。ペットは人より寿命が短く、飼い主よりも早く死んでしまいます。
約13年~15年という短い人生の中で一生懸命生きるペット達を、どうか幸せにしてあげてください。
ペット達は飼い主さんが一番大好きで、一緒にいられるだけで幸せを感じます。
特別なことや高価なものなど全く必要ありません。
家族の一員として大切に育てて頂けることを願っております。